ユーカヌバ成犬ガイド

あなたの犬がもう子犬でないからといって、新しいことを学ぶには
手遅れというわけではありません。

健康のためのグルーミング

ストレート・ヘアが流行った1970年代、あなたは髪の毛にたくさんブラシをかけて、髪の毛のすそを外側にクルッとカーブさせていました。1980年代は、カールの効いたパーマの時代。表門のような前髪が流行りました。さらに10年後は「レイチェル・カット」が流行りましたが、思慮分別ができるようになった今、あなたは淡褐色のハイライトを少し入れた高級感のある簡単なアップで落ち着いています。今となっては、美容室に通っていた日々が懐かしいのではないでしょうか?でも、大丈夫。つい最近、ラサ・アプソが家にやってきました!おしゃれなラサ・アプソには、通常の爪の手入れや歯磨きはもちろんのこと、たくさんのブラッシングが必要です。長年の髪の手入れで慣れているとは思いますが、犬のグルーミングに特有の注意点について2、3アドバイスがあります (これは、被毛の短い犬についても当てはまります)。

定期的なブラッシングが重要

常に整った毛並みでいられるよう、定期的にブラッシングしてあげましょう。毛づやが良くなるだけでなく、触れることで犬の社会化に役立ちます。さらに、ノミやダニなどの害虫をチェックすることもでき、皮膚の傷害やしこりなどから健康上の問題を発見することもできます。

グルーミングには次のようなアイテムを使います。

  • スリッカー・ブラシ。歯の間隔の狭い細いワイヤ・ブラシで、引っかけたり曲げたりして、あらゆる被毛タイプの犬の抜け毛、もつれ毛、汚れを取り除くことができる万能ツールです。
  • ピン・ブラシ。まっすぐ伸びたピンのような、歯の間隔が広いブラシです。長毛犬のもつれ毛を取り除くのに最適です。
  • 毛ブラシ。短毛犬のグルーミングの仕上げに使います。つやを出す効果があります。
  • 金属性のコームは、超長毛犬の表面の仕上げに使います。

まず、スリッカー・ブラシまたはピン・ブラシを使って、抜け毛や汚れ、もつれ毛を取り除きます (長毛犬や、沼地を走り回った後の短毛犬の場合は、両方のブラシが必要です)。もつれがひどい場合は、痛くならないように、もつれた部分の根元を持ってブラッシングして、もつれを取り除きます。毛ブラシまたはコームで毛づやを出します。ブラッシングするときは数分ごとに休憩を取りましょう。これだけでも、感受性が豊かな犬になります。

お風呂

しっかりブラッシングしたら、犬を洗ってあげましょう (お風呂は2~3週間に一度でOKです。ただし、においが強くなったらバスタブに入れてあげてください)。バスタブに暖かいお湯(手よりもひじの方が敏感なので、温度はひじで測ります)を用意して、犬をやさしく褒めながら滑らない床の上にゆっくりと置きます。足にゆっくりお湯をかけ、徐々に首まで濡らしていきます。頭はまだです。まず、お湯に慣れさせましょう。次に、犬用シャンプーを使って被毛を泡立てます(人用シャンプーを使うと犬の皮膚を刺激してしまいます)。2回すすいで、泡を完全に洗い流します。次に、頭を同じように洗います。タオルでよく乾かしてあげます。じっとしてられるようであれば、ドライヤーをかけてあげましょう。

足のケア

犬は脚に触れられるのを嫌がりますが、指の間や足の裏の毛がもつれたり、細菌に感染したりしないように、ケアしてあげる必要があります。次に、その方法を説明します。

  • もつれをほどきます。
  • はさみを使って、足と同じ高さまで毛をトリミングします。

次に、爪を切ります。おもちゃを取ってこさせる遊びのときほど犬は喜びませんが、これは健康を維持するために必要なことです。2~3週おきに次のケアをしてあげましょう。

  • 犬用の「ギロチンタイプ」の爪切りを使います。
  • 爪の曲がっている部分だけを切ります。切り過ぎると出血してしまうので注意してください。
  • 狼爪(脚の親指のような部分)を切ります。伸ばし過ぎると、巻き爪になり、皮膚にくい込んでしまいます。

耳のケア

お風呂のときに、水で耳の外側を洗います。内側にある耳あかは、耳の洗浄液を使って取り除いてください。外耳道に洗浄液を垂らす前に、手のひらで洗浄液のボトルを温めてください。次に、耳の付け根をゆっくりマッサージし、 乾いた綿ボールで汚れや耳あかを拭き取ります。

デンタルケア

週に1度は歯を磨いて、犬の息が臭くなるのを防ぎましょう。犬専用の歯ブラシ、洗浄ツール、ガーゼ、または「スリーブ」を使い、ペットの歯の外側と歯茎に犬用の歯磨き粉をつけます。年に1度は獣医師にきちんと歯を磨いてもらってください (全身麻酔に続いて、抗生物質が投与されます。犬は喜びませんが、健康的な生活を送るために大切です)。

ペットのグルーミングが、人間にとってもペットにとっても、身の毛のよだつような恐ろしい経験になってはいけません。辛抱強く練習を重ねれば、ペットはグルーミングを待ちわびるようになるかもしれません。